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先週の土曜日に首都圏で震度5強の地震がありましたが、震源地に近いところでは大きな揺れを感じ、電車などの交通も一時マヒ状態になったようです。 その時私は、昨年の秋に更に大きな震災に見舞われた中越地方にたまたま出かけており、地震の揺れは感じませんでした。 ご当地川口町・小千谷市・長岡市等では、未だに震災普及作業が行われており、地震の影響で微妙にうねっているの関越自動車道を走ってきました。
この新潟中越地震やその後の起こった福岡西方沖地震では、地震には比較的安全といわれたところでの大きな地震であり、今や日本各地の至る所において「地震に安全な地域」はなくなり、それと同時に住宅の「耐震マーケット」が拡大しています。 そして、それに乗じて「耐震補強工事などと銘打った悪徳業者」が横行していますので、くれぐれも気を付けて下さい。

また、この「耐震マーケット」と共に「免震住宅・超耐震住宅」などの宣伝文句も目に付くようになっておりますが、住宅を建てる場合の地震に対する優先的な順位を、ここで改めて確認します。

● 住宅の耐震性としてまず第一に大切なことは、建物本体よりも地盤の状況確認が必要です。
地下にしっかりとした地盤がない軟弱地盤な土地や盛土・埋土などの造成地は、大きな地震を受けると液状化現象や地盤の陥没などが起こり、建物本体がいくら頑丈に出来ていても倒壊の危険があります。
やむを得ずそんな土地に建てなければならない場合は、基礎工事の際に「杭基礎やベタ基礎に地中梁」などが適宜必要です。

● 次に大切なことは、土台回りの構造材が耐久性・防蟻性に優れていることです。
新築の際に耐震構造的に充分な施工を施しても、それらの部材が腐食や蟻害によって耐力を失ってしまっては、地震の揺れに対して抵抗出来ずに倒壊してしまう危険が多いにあります。
最近の家は柱にホワイトウッドを多く使用していますが、この材は日本においての実績は浅く、耐久性と防蟻性には著しく劣るといった報告が聞かされています。

● そして構造的に全体のバランスが整っていることです。
連続した大きな開口部や耐力壁の少ない壁面などがありますと、地震力に抵抗できない壁面に地震力が集中し、その壁面から崩れ落ちる危険性が大きいです。
また、壁だけではなく1・2階の床や屋根なども変形に耐えるバランスの必要性。構造材の太さ、重量バランスなどと、部分的に欠点がなく全体的に均衡がとれた構造体であることが大切です。

超耐震などと頑丈に造ってあることに不足はないが、上記の点に落ち度がなく、新耐震基準(S54年以降)に適合している住宅であれば、阪神大震災並みの地震において住宅の大きな被害に及ばないものといえます。
地震による住宅の損傷の他にあとは、地震から損害を受けないために行うべきことは、家具の固定なども大切なことの一つです。
地震が頻繁に発生しますと「耐震性」などが特に気になるものですが、それぞれが「家づくり」における優先順位によって、どの部分に予算と想いを注ぎ込むかが決まるものですので、住宅営業の宣伝文句に惑わされないように確かな家づくりを進めて下さい。
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2005.07.28 Thu l 家づくりのコラム l コメント (0) トラックバック (1) l top
土蔵

外壁周り漆喰塗りの上部に鉢巻、下部に腰巻
漆喰: 消石灰に砂、フノリ(膠着剤)、麻などのすさ(ひび割れ防止)等を混ぜて水で練り上げた塗り壁の材料
鉢巻: 土蔵造りにおいて防火のため粘土と漆喰で厚く塗りこめている軒裏部分
腰巻: 外壁の裾周りの部分で塗壁でなく、土を水平に薄く積み上げた「タタキ」になっており、耐水性・耐火性がさらに高くなっています。

写真下の地松の大梁は土蔵に使われていた地棟で、数年前に近くで取り壊された土蔵に使われていたものです。

地棟: 棟木のすぐ直下に棟木と平行に置かれている梁で、頭のつかえる小屋梁を省略するために架けられる。

地棟

2005.07.20 Wed l 古民家・伝統構法 l コメント (0) トラックバック (0) l top
国の規制により「シックハウス対策」が進められています。
しかし、それだけでは充分でないことを前の記事にてお伝えしました。

私どもが「なぜ、そこまでシックハウスにこだわるのか?」その訳は、

■ シックハウスなどの原因から起こる「化学物質過敏症」は、花粉症などと同じで、人はそれぞれに体内に化学物質を溜める器があり、化学物質の摂取量がその器を満たし溢れる状態になると突然発症し、僅かな化学物質にも過敏になり、頭痛や吐き気、めまい、神経障害など様々な症状に悩まされる。

■ 我々が呼吸している空気は、重さにすると食べ物の約十倍の重さの空気を吸っていることになり、また有害なものの摂取で食べ物は肝臓でろ過されるのに比べ、空気は直接血液に流れ込む身体の仕組みになっているため、量の多さと影響がストレートであるという理由から、食べ物以上に健康に影響を及ぼすとされる。

■ 食べ物は「不味そうだ、危なそうだ」と思えば拒否して、摂取する選択の自由があるが、空気は酸素ボンベでも持っていない限りは、摂取する選択の余地がなく、24時間休む間もなく採らなくてはならないものである。その中でも我が住まいで過ごす時間が大半である。


何十年か前までの自然な暮らしをしている中では「シックハウス症候群」などは、またく縁のない話であったわけですが、便利さを追求する余り現在はそれだけ「化学物質」が氾濫した、不自然な世の中なのでしょう。
2005.07.05 Tue l 安心健康住宅 l コメント (0) トラックバック (0) l top
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